3代目奮闘記

PERSONAL HISTORY

2000年5月に田村商会へ入社してから
2010年12月までの10年間における田村の奮闘記です。

3代目奮闘記 2000年〜2010年

退職する社員から引き継ぎを終えて
再スタートを切るためにまず気持ちを切り替えることから始めました。
小さな会社なのに自分がのんびりしすぎていたことを反省し、
もう一度新入社員のつもりで営業をする事にしました。

弊社の強みは、地元で創業61年の実績があることですので、
そこを強調するのと同時に自分のことや考え方を知って頂くために
広告活動にも工夫をしました。
そんな中で平成19年から実施しました
私の顔写真入りのチラシはけっこう反響があり、
不動産に関する相談や売却依頼の件数も徐々に増加していきました。

ちょうど統一地方選挙の年でしたので、
私が選挙に出るのではないかという噂が広がるほど継続してチラシを折込しました。

不動産会社の広告といえば物件の情報がほとんどですが、
あえて物件情報は掲載せず、
地元不動産屋の存在意義をわかりやすく説明する広告に力を注ぐことで大手との差別化を図りました。
また祖父や父の顧客であった方々の掘り起こしのため、
2人の顔写真もチラシに掲載し、顧客の掘り起こしも行いました。

そして、自分自身が会社の顔、第一線の営業になることにより、
この会社に頼もうというよりもこの人に頼もうと言ってもらえるような存在になるためには
スキルアップと人脈づくりがまだまだ必要でしたので、
様々な団体の会合、セミナーにも積極的に出席し、勉強もしました。

平成19年は、自分が不動産の事でお客様に気軽に声をかけてもらえるような存在であるために何をすべきか、
どうあるべきかを自問自答しながら、とにかく1年間走り続けた年でした。