大阪府池田市の田村商会グループホームページへようこそ!このページは阪急池田駅・阪急石橋駅・北摂・阪急宝塚沿線の不動産情報・住宅情報発信サイトです。賃貸マンション・貸家・月極駐車場・駐車場・貸店舗・貸事務所・賃貸情報を提供する賃貸管理を専門とするアミティーハウス、売り土地・新築戸建・中古戸建・住宅・中古マンション・収益物件などの売買物件を提供する創業昭和24年の田村商会で組織されています。

3代目奮闘記その7

平成16年から広告活動について今まで以上に予算をかけて取り組みことにしました。新聞の折込チラシは費用の面からあまり利用していなかったのですが、ある程度の期間継続的に実施することで会社の知名度アップと受託物件の客付けを兼ねて片面に田村商会の売買物件を掲載し、裏側にアミティーハウスの賃貸物件を掲載するという形で新聞折込チラシを実施しました。

通常折込チラシは印刷代、折込代、版下作成費が必要でB4の場合、1枚あたりのコストは約7円かかります。池田市内全域に折込する場合、約4万部必要ですので、4万×7円=28万円かかります。これを毎週続けるのは難しいので、隔週で部数も絞って毎月実施することにしました。

また地元の不動産屋らしく不動産に関する様々な相談を受付するコンサルティング業務を充実させるため、国土交通省に一般不動産投資顧問業の登録申請を行いました。不動産コンサルティングは資格がなくても出来る業務ではありますが、公的機関の承認を受けているということで消費者からより信頼性を高める効果を期待して登録することにしました。

そして、法務面の相談窓口として当時池田市内で唯一の弁護士事務所でありました池田第一法律事務所と顧問契約を締結しました。お客様からの相談にも専門的な知識が求められる時代でもありますし、家賃滞納やトラブルに迅速且つ適切な対応をすることが出来るようになりました。

この年一番考えていたことは、2つの会社をどのように組み合わせて相乗効果を生み出すかということです。賃貸業務と売買業務を切り離して営業することのメリットもありますが、デメリットもあります。

しかし、祖父が設立した会社と父が設立した会社ですので、共存させることを一番に考え、地元の不動産屋としてそれぞれ発展できるように試行錯誤しながらチャレンジし続けていました。

特にアミティーハウスの業務に関しては、全くタッチしたことがありませんでしたので、管理物件の把握や家主様への挨拶回りなども行いながら、業務内容の把握と改善に奔走していたと思います。

3代目奮闘記その8

平成17年は経営の安定化と相乗効果を生むために収益物件を池田市内で取得しました。不動産ファンドや外資系企業によるミニバブルが本格化する前でしたので、競合相手も少なく、整理回収機構の入札物件をある程度の利回りで購入することが出来ました。

以前豊中市で収益物件を新築し、保有しておりましたが、弊社で空室の客付けをすることがほとんど出来ず、豊中市内の不動産会社に頼っていました。そこでその物件を売却し、池田市内の物件に買い替えることで自社で客付けも可能になり、田村商会が家主、アミティーハウスが管理会社という形で売り上げを相互に上げることが出来ると決断しました。

以前に分譲事業で銀行から借り入れする時は代表者ではありませんでしたが、今回は代表者ということで連帯保証人も兼ねています。金消契約で署名捺印する時は、さすがに緊張しました。

また、これまで力を入れていなかったホームページの作成も本格的に取り組みました。今ではネット広告が不動産広告の主流になっていますが、当時はホームページを活かしきれていない会社が沢山あり、池田市内では特にチャンスがありました。

友人の紹介でネット広告に詳しい不動産会社の方を紹介していただき、その方のご指導のお陰で第1弾のホームページを立ち上げることが出来ました。SEO対策等も詳しく指導していただきながら、制作を担当する友人と協議し、創り上げていきました。

現在のホームページは2008年に大幅リニューアルしたものですが、今でも日々リニューアルを重ねています。少しでも気を抜くと検索エンジンのランクが下がりますし、情報の鮮度も下がります。ブログと同じで毎日更新することが求められていると思います。

3代目奮闘記その9

平成18年には初めて弊社のテレビコマーシャルを放送することが出来ました。春頃に毎日放送の夕方のニュース番組に地元の不動産屋として少し出演したのですが、その放送を見ていた知り合いや親戚からの「テレビ見たで」という反響が多く、テレビの影響力というものを初めて実感したことがきっかけでした。

弊社のロゴマークを創った友人の協力を得て、格安料金でCMを制作してもらい、8月に毎日放送でスポットCMを20本放映しました。スポットCMですので番組の時間帯は早朝か深夜の番組がほとんどでしたが、視聴率1%の番組で関西地区では6万8千世帯、約16万人が見ているとのデータがあります。たった15秒のCMですが、自社のイメージを高めるためには費用対効果の面で新聞折込チラシより優れていることが分かりました。

また一度作成したCMは繰り返し使えますので、翌年も8月に朝日放送で50本スポットCMをさせていただきました。この時は報道ステーションやおはよう朝日にも入れることができましたので、かなりの反響がありました。しかし、エリアが広域で費用もかかりますので、テレビCMはこれで終わりにさせていただきました。

会社を引き継いで間もない頃でしたので、焦りもあり、会社のイメージを上げていくために多角的に実施しました。しかし、直ぐに目に見えて売り上げが伸びるまでの効果はありませんでした。

平成16年から3年間続けていました賃貸と売買の両面新聞折込チラシもその効果が考えていたより少なかったので、見直すことにしました。とにかく3年間は様々な媒体で広告を続けることで大手不動産会社のように売却依頼を得て、仲介事業を伸ばしていきたいと考えていましたが、なかなか上手くいきませんでした。

そんな中、売買仲介を担当していた優秀な社員が退職することになり、売買の営業は一人でやる事になりました。右腕を失ったことで社長になってからのことを振り返りながら、地元の不動産屋とはどうあるべきなのかを考え直す機会になりました。

そして平成18年11月から再スタートをきることになりました。

3代目奮闘記その10

退職する社員から引き継ぎを終えて再スタートを切るためにまず気持ちを切り替えることから始めました。小さな会社なのに自分がのんびりしすぎていたことを反省し、もう一度新入社員のつもりで営業をする事にしました。

弊社の強みは、地元で創業61年の実績があることですので、そこを強調するのと同時に自分のことや考え方を知って頂くために広告活動にも工夫をしました。そんな中で平成19年から実施しました私の顔写真入りのチラシはけっこう反響があり、不動産に関する相談や売却依頼の件数も徐々に増加していきました。

ちょうど統一地方選挙の年でしたので、私が選挙に出るのではないかという噂が広がるほど継続してチラシを折込しました。

不動産会社の広告といえば物件の情報がほとんどですが、あえて物件情報は掲載せず、地元不動産屋の存在意義をわかりやすく説明する広告に力を注ぐことで大手との差別化を図りました。また祖父や父の顧客であった方々の掘り起こしのため、2人の顔写真もチラシに掲載し、顧客の掘り起こしも行いました。

そして、自分自身が会社の顔、第一線の営業になることにより、この会社に頼もうというよりもこの人に頼もうと言ってもらえるような存在になるためにはスキルアップと人脈づくりがまだまだ必要でしたので、様々な団体の会合、セミナーにも積極的に出席し、勉強もしました。

平成19年は、自分が不動産の事でお客様に気軽に声をかけてもらえるような存在であるために何をすべきか、どうあるべきかを自問自答しながら、とにかく1年間走り続けた年でした。

3代目奮闘記その11

平成20年は前年の勢いをキープしながら上半期を終えましたが、ファンドバブルやミニバブルといわれていた不動産市場もリーマンショックによって完全に幕を閉じることになりました。この年までの3年間は特に転売物件の情報が多く、不動産会社が買い取り、短期間で転売するという取引が横行していた時代です。

弊社は買い取りをせず、仲介専門でいこうと決めていましたので、その様な取引に関わることはありませんでしたが、周りでは転売で儲けている会社の話をよく聞いていました。羨ましく想いながらも地元の不動産屋の仕事ではないと思っていましたし、まもなく終わると感じていました。

以前のバブル時代もそうですが、急激に終わりを迎えますので、リーマンショックは不動産業界だけでなく、日本経済全体に大きく波及することになり、秋以降の取引量は極端に少なくなりました。混迷の時代へ突入することに不安を抱きながらも経費や広告費等を見直し、対策を講じていきました。

この年一番力を入れたのが、ホームページのリニューアルです。夏頃から友人と協議を開始し、年内にはほぼ完成する事ができました。チラシを削減する代わりにホームページでの広告活動を強化し、地元の情報発信ページになれるように地元のお薦め店をじゅずつなぎで紹介する新しい企画も取り入れました。

ホームページ作成に関して参考にしていたのが、「殿様ブランディング」という一冊の本です。オンリーワンの企業になるためにどうあるべきかということがとてもわかりやすく書いてあり、何度も読み返しながらホームページの文章を考えていました。

この本をきっかけにクリエイターやコピーライターの本を読むようになり、企業のブランドづくりや戦略について興味を持つようになりました。今でも色々な本を読み、勉強しています。

3代目奮闘記その12

平成21年の住宅市場は、4月頃からリーマンショックの影響が徐々になくなり、活性化に向かいました。弊社では、年初より広告経費を抑え、来店されたお客様のフォローを中心に活動を行い、仲介においては前年以上の成果を上げることができました。

この年の一番の出来事は弊社の所有するマンションで事件が発生したことです。犯人は直ぐに捕まりましたが、今後の募集活動にも影響を与えますので、ショックは大きく、かなり落ち込みました。マスコミ対応などに追われながらも、父が亡くなった時に比べればと直ぐに気持ちを切り替えて、今後の対応を考えました。

社員とも協議し、入居者にメリットを感じてもらうサービスとして光回線のネットを無料で利用できるブロードバンドサービスを導入することにしました。通常毎月4,5千円を負担してネットを利用されている方にとっては家賃の値下げに相当するサービスです。

弊社の負担で各部屋の工事をし、毎月利用料も負担することになりますが、早急に何らかの対策を取ることで入居率を保つことが必要だと思い、実施しました。事件後、退去される方もなく、現在は満室で稼働しておりますが、想定していなかった収益物件のリスクを感じた出来事でした。

常に危機管理意識を持ち、ピンチをチャンスに変えるように前向きに挑戦を続けることが経営者には求められることを改めて感じた1年でした。

3代目奮闘記その13

平成22年1月より社団法人池田青年会議所の第48代理事長に就任することになりました。10年前に入会させていただいた団体でありますが、今の自分があるのは池田JCのお陰であるとメンバーやOBの皆様をはじめ、お世話になった方々に深く感謝しております。

理事長就任にあたり、10年間のJCライフ集大成として大きな決意を持ってまちづくりに挑戦したいという気持ちと組織の代表として責任があり、その他の団体に役職の辞任などで大変ご迷惑をお掛けしました。JCは40歳で卒業ですので、卒業しましたら他団体や地域の活動に積極的に参加したいと思います。

地域密着で営業展開している不動産屋にとって、地域社会の健全な発展があってこそ、初めて事業の継続が可能になります。そのため地域から利益を得て、地域に利益を還元する等、地域社会の一員として活動することが求められていると思います。

JCに入会以来、休むことなく明るい豊かな社会の実現にむけて様々な活動、運動を行ってまいりました。口先だけでなく、行動を起こし、汗をかいて一生懸命に活動することで得られた経験や感動、人との出会いは私にとって大きな宝物です。

5年前にJCで開催する講演会の講師依頼のため、私の尊敬する経営者の一人である、お好み焼き千房の社長、中井政嗣さんにお会いしました。その時持参していました著書にサインをしていただいたのですが、経営者として、人としてあるべき姿について心のこもった熱いご講演をいただきました。

「人間って、欠けているから伸びるんや」というサブタイトルがとても共感できるメッセージになっており、講演会以来、何度も読み返して勉強しています。

今年1年間は社員や家族の協力を得て、地域社会の発展のため、全力で役職を全うしたいと考えていますが、まだまだ発展途上の私ですので、今後も地元の不動産屋らしく、地域の皆様の「不動産のかかりつけ医」をめざして努力していきたいと思います。

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平成16年から広告活動について今まで以上に予算をかけて取り組みことにしました。新聞の折込チラシは費用の面からあまり利用していなかったのですが、ある程度の期間継続的に実施することで会社の知名度アップと受託物件の客付けを兼ねて片面に田村商会の売買物件を掲載し、裏側にアミティーハウスの賃貸物件を掲載するという形で新聞折込チラシを実施しました。

通常折込チラシは印刷代、折込代、版下作成費が必要でB4の場合、1枚あたりのコストは約7円かかります。池田市内全域に折込する場合、約4万部必要ですので、4万×7円=28万円かかります。これを毎週続けるのは難しいので、隔週で部数も絞って毎月実施することにしました。

また地元の不動産屋らしく不動産に関する様々な相談を受付するコンサルティング業務を充実させるため、国土交通省に一般不動産投資顧問業の登録申請を行いました。不動産コンサルティングは資格がなくても出来る業務ではありますが、公的機関の承認を受けているということで消費者からより信頼性を高める効果を期待して登録することにしました。

そして、法務面の相談窓口として当時池田市内で唯一の弁護士事務所でありました池田第一法律事務所と顧問契約を締結しました。お客様からの相談にも専門的な知識が求められる時代でもありますし、家賃滞納やトラブルに迅速且つ適切な対応をすることが出来るようになりました。

この年一番考えていたことは、2つの会社をどのように組み合わせて相乗効果を生み出すかということです。賃貸業務と売買業務を切り離して営業することのメリットもありますが、デメリットもあります。

しかし、祖父が設立した会社と父が設立した会社ですので、共存させることを一番に考え、地元の不動産屋としてそれぞれ発展できるように試行錯誤しながらチャレンジし続けていました。

特にアミティーハウスの業務に関しては、全くタッチしたことがありませんでしたので、管理物件の把握や家主様への挨拶回りなども行いながら、業務内容の把握と改善に奔走していたと思います。


平成17年は経営の安定化と相乗効果を生むために収益物件を池田市内で取得しました。不動産ファンドや外資系企業によるミニバブルが本格化する前でしたので、競合相手も少なく、整理回収機構の入札物件をある程度の利回りで購入することが出来ました。

以前豊中市で収益物件を新築し、保有しておりましたが、弊社で空室の客付けをすることがほとんど出来ず、豊中市内の不動産会社に頼っていました。そこでその物件を売却し、池田市内の物件に買い替えることで自社で客付けも可能になり、田村商会が家主、アミティーハウスが管理会社という形で売り上げを相互に上げることが出来ると決断しました。

以前に分譲事業で銀行から借り入れする時は代表者ではありませんでしたが、今回は代表者ということで連帯保証人も兼ねています。金消契約で署名捺印する時は、さすがに緊張しました。

また、これまで力を入れていなかったホームページの作成も本格的に取り組みました。今ではネット広告が不動産広告の主流になっていますが、当時はホームページを活かしきれていない会社が沢山あり、池田市内では特にチャンスがありました。

友人の紹介でネット広告に詳しい不動産会社の方を紹介していただき、その方のご指導のお陰で第1弾のホームページを立ち上げることが出来ました。SEO対策等も詳しく指導していただきながら、制作を担当する友人と協議し、創り上げていきました。

現在のホームページは2008年に大幅リニューアルしたものですが、今でも日々リニューアルを重ねています。少しでも気を抜くと検索エンジンのランクが下がりますし、情報の鮮度も下がります。ブログと同じで毎日更新することが求められていると思います。


平成18年には初めて弊社のテレビコマーシャルを放送することが出来ました。春頃に毎日放送の夕方のニュース番組に地元の不動産屋として少し出演したのですが、その放送を見ていた知り合いや親戚からの「テレビ見たで」という反響が多く、テレビの影響力というものを初めて実感したことがきっかけでした。

弊社のロゴマークを創った友人の協力を得て、格安料金でCMを制作してもらい、8月に毎日放送でスポットCMを20本放映しました。スポットCMですので番組の時間帯は早朝か深夜の番組がほとんどでしたが、視聴率1%の番組で関西地区では6万8千世帯、約16万人が見ているとのデータがあります。たった15秒のCMですが、自社のイメージを高めるためには費用対効果の面で新聞折込チラシより優れていることが分かりました。

また一度作成したCMは繰り返し使えますので、翌年も8月に朝日放送で50本スポットCMをさせていただきました。この時は報道ステーションやおはよう朝日にも入れることができましたので、かなりの反響がありました。しかし、エリアが広域で費用もかかりますので、テレビCMはこれで終わりにさせていただきました。

会社を引き継いで間もない頃でしたので、焦りもあり、会社のイメージを上げていくために多角的に実施しました。しかし、直ぐに目に見えて売り上げが伸びるまでの効果はありませんでした。

平成16年から3年間続けていました賃貸と売買の両面新聞折込チラシもその効果が考えていたより少なかったので、見直すことにしました。とにかく3年間は様々な媒体で広告を続けることで大手不動産会社のように売却依頼を得て、仲介事業を伸ばしていきたいと考えていましたが、なかなか上手くいきませんでした。

そんな中、売買仲介を担当していた優秀な社員が退職することになり、売買の営業は一人でやる事になりました。右腕を失ったことで社長になってからのことを振り返りながら、地元の不動産屋とはどうあるべきなのかを考え直す機会になりました。

そして平成18年11月から再スタートをきることになりました。


退職する社員から引き継ぎを終えて再スタートを切るためにまず気持ちを切り替えることから始めました。小さな会社なのに自分がのんびりしすぎていたことを反省し、もう一度新入社員のつもりで営業をする事にしました。

弊社の強みは、地元で創業61年の実績があることですので、そこを強調するのと同時に自分のことや考え方を知って頂くために広告活動にも工夫をしました。そんな中で平成19年から実施しました私の顔写真入りのチラシはけっこう反響があり、不動産に関する相談や売却依頼の件数も徐々に増加していきました。

ちょうど統一地方選挙の年でしたので、私が選挙に出るのではないかという噂が広がるほど継続してチラシを折込しました。

不動産会社の広告といえば物件の情報がほとんどですが、あえて物件情報は掲載せず、地元不動産屋の存在意義をわかりやすく説明する広告に力を注ぐことで大手との差別化を図りました。また祖父や父の顧客であった方々の掘り起こしのため、2人の顔写真もチラシに掲載し、顧客の掘り起こしも行いました。

そして、自分自身が会社の顔、第一線の営業になることにより、この会社に頼もうというよりもこの人に頼もうと言ってもらえるような存在になるためにはスキルアップと人脈づくりがまだまだ必要でしたので、様々な団体の会合、セミナーにも積極的に出席し、勉強もしました。

平成19年は、自分が不動産の事でお客様に気軽に声をかけてもらえるような存在であるために何をすべきか、どうあるべきかを自問自答しながら、とにかく1年間走り続けた年でした。


平成20年は前年の勢いをキープしながら上半期を終えましたが、ファンドバブルやミニバブルといわれていた不動産市場もリーマンショックによって完全に幕を閉じることになりました。この年までの3年間は特に転売物件の情報が多く、不動産会社が買い取り、短期間で転売するという取引が横行していた時代です。

弊社は買い取りをせず、仲介専門でいこうと決めていましたので、その様な取引に関わることはありませんでしたが、周りでは転売で儲けている会社の話をよく聞いていました。羨ましく想いながらも地元の不動産屋の仕事ではないと思っていましたし、まもなく終わると感じていました。

以前のバブル時代もそうですが、急激に終わりを迎えますので、リーマンショックは不動産業界だけでなく、日本経済全体に大きく波及することになり、秋以降の取引量は極端に少なくなりました。混迷の時代へ突入することに不安を抱きながらも経費や広告費等を見直し、対策を講じていきました。

この年一番力を入れたのが、ホームページのリニューアルです。夏頃から友人と協議を開始し、年内にはほぼ完成する事ができました。チラシを削減する代わりにホームページでの広告活動を強化し、地元の情報発信ページになれるように地元のお薦め店をじゅずつなぎで紹介する新しい企画も取り入れました。

ホームページ作成に関して参考にしていたのが、「殿様ブランディング」という一冊の本です。オンリーワンの企業になるためにどうあるべきかということがとてもわかりやすく書いてあり、何度も読み返しながらホームページの文章を考えていました。

この本をきっかけにクリエイターやコピーライターの本を読むようになり、企業のブランドづくりや戦略について興味を持つようになりました。今でも色々な本を読み、勉強しています。


平成21年の住宅市場は、4月頃からリーマンショックの影響が徐々になくなり、活性化に向かいました。弊社では、年初より広告経費を抑え、来店されたお客様のフォローを中心に活動を行い、仲介においては前年以上の成果を上げることができました。

この年の一番の出来事は弊社の所有するマンションで事件が発生したことです。犯人は直ぐに捕まりましたが、今後の募集活動にも影響を与えますので、ショックは大きく、かなり落ち込みました。マスコミ対応などに追われながらも、父が亡くなった時に比べればと直ぐに気持ちを切り替えて、今後の対応を考えました。

社員とも協議し、入居者にメリットを感じてもらうサービスとして光回線のネットを無料で利用できるブロードバンドサービスを導入することにしました。通常毎月4,5千円を負担してネットを利用されている方にとっては家賃の値下げに相当するサービスです。

弊社の負担で各部屋の工事をし、毎月利用料も負担することになりますが、早急に何らかの対策を取ることで入居率を保つことが必要だと思い、実施しました。事件後、退去される方もなく、現在は満室で稼働しておりますが、想定していなかった収益物件のリスクを感じた出来事でした。

常に危機管理意識を持ち、ピンチをチャンスに変えるように前向きに挑戦を続けることが経営者には求められることを改めて感じた1年でした。


平成22年1月より社団法人池田青年会議所の第48代理事長に就任することになりました。10年前に入会させていただいた団体でありますが、今の自分があるのは池田JCのお陰であるとメンバーやOBの皆様をはじめ、お世話になった方々に深く感謝しております。

理事長就任にあたり、10年間のJCライフ集大成として大きな決意を持ってまちづくりに挑戦したいという気持ちと組織の代表として責任があり、その他の団体に役職の辞任などで大変ご迷惑をお掛けしました。JCは40歳で卒業ですので、卒業しましたら他団体や地域の活動に積極的に参加したいと思います。

地域密着で営業展開している不動産屋にとって、地域社会の健全な発展があってこそ、初めて事業の継続が可能になります。そのため地域から利益を得て、地域に利益を還元する等、地域社会の一員として活動することが求められていると思います。

JCに入会以来、休むことなく明るい豊かな社会の実現にむけて様々な活動、運動を行ってまいりました。口先だけでなく、行動を起こし、汗をかいて一生懸命に活動することで得られた経験や感動、人との出会いは私にとって大きな宝物です。

5年前にJCで開催する講演会の講師依頼のため、私の尊敬する経営者の一人である、お好み焼き千房の社長、中井政嗣さんにお会いしました。その時持参していました著書にサインをしていただいたのですが、経営者として、人としてあるべき姿について心のこもった熱いご講演をいただきました。

「人間って、欠けているから伸びるんや」というサブタイトルがとても共感できるメッセージになっており、講演会以来、何度も読み返して勉強しています。

今年1年間は社員や家族の協力を得て、地域社会の発展のため、全力で役職を全うしたいと考えていますが、まだまだ発展途上の私ですので、今後も地元の不動産屋らしく、地域の皆様の「不動産のかかりつけ医」をめざして努力していきたいと思います。

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ご挨拶
私の履歴書
  
弊社の特徴
田村商会
アミティーハウス
TVコマーシャル
2006年8月 MBS毎日放送で
スポットCM 20本放映
2007年8月 ABC朝日放送で
スポットCM 50本放映